戻ボタン⇒トップページ ☆ C.P.I.の会員になる(海外に友だちをもとう)




技術能力の開発が必要です


縫製技術を身につける ■□□□■■□■ @縫製技術で独立した、教育里子の卒業者
    途上国では、縫製技術を身につけることは女性の自立に役立つ。
    制服・普段着・お祭りの衣装と、村人からの注文は多い。
    写真の立って指導している女性は、教育里子の卒業者。

    高等課程を卒業してから縫製工場に勤めて技術を学び、
    独立してミシンひとつから自立をはじめて、
    今では村の女性たちに技能を教えながら縫製会社を造るまでになった。

次へ

■□□□■■□■ Aコンピューター技能は、どの国でも就職に ”効く”

    きっかけは、教育里子の高学年の女の子たちとの会話からでした。

    「スリランカだからってね、時代おくれのパソコンじゃあ役に立たないのよ。
    グラフィックやデザインをパソコンでおこして、服や雑誌をつくるほうが速いのよ」

    「そうよ。いまはもう、データ処理を手書きでしているところなんてないのよ。
    手書き時代の政府のデータなんか、コンピューター化してみたら、重複が
    たくさんあったのよ。だから、コンピューターができないと就職できないの」

    「そうなのよ。だから、いろんなことを習っておくといいから、練習用でもソフト
    がたくさん入るのでないとだめ。古いので練習するとあとで役に立たないの」

    「でも、いい先生がいる学校は授業料が高くて、お金持ちじゃないと入れない」

    こんな、ちょっと生意気だけれど能力がある彼女たちの力を発揮させてみたい、
    と始めたのが、C.P.I.-SNECC のコンピュータークラスです。
    いい先生がいて、政府の資格もとれるので、就職率は100%です。
    卒業生は毎年60名以上でており、優秀な卒業生を教師として、
    地域センターの空いているスペースで、同じ方法でクラスをつくる計画があります。

戻る 次へ
SNECCのコンピュータークラス

大学生の、自分で稼ぐ実践レポート風景 ■□□□■■□■ B大学生は、自分で稼ごうじゃないか
    インドネシアでは1997年の経済恐慌のあと、大学生への支援を厚くしてきました。
    しかし、一応の落ち着きをとりもどしてきた今年、
    「大学3年生より上の学生は、自分で学費を稼げる道をつけるように指導し、
    中学生の教育里子への支援を強めた方がいい」
    との声が、大学へ行っている奨学生から提案されるようになってきました。

    2003年8月には、高校生以上の奨学生による会議がひらかれています。
    アイデアをこらした技能職による自立発表も予定されており、楽しみです。

戻る